前回は黒染めした髪の毛を明るくする方法について書きましたが、今回は「そもそもなぜ黒染めをしたら明るくならない」と言われてるのかについて書いていきます。
まずカラーの仕組みを簡単に説明します。カラー剤には脱色作用と染色作用の2つが組み合わさっています。脱色と言うとブリーチのイメージがあると思いますが、カラー剤にも脱色作用があります。ただカラー剤の脱色力はブリーチよりもかなり弱いので黒染めや白髪染めなどの濃い染料は分解しにくいです。
そこで例を挙げてみます
今の髪の毛の明るさが8レベルの状態と仮定します
その髪の毛を黒染めしたとすると仕上がりは3〜4レベルくらいになります。
その髪の毛に例えは最初よりも明るい10レベルのカラー剤を塗ったとします。
髪の毛自体のメラニン色素は分解されるので髪の毛自体は10レベルに上がってるのですが、実際は髪の毛に黒染めの染料が残っていて、カラー剤では黒染めの染料が抜けないので見た目は黒いままになります。
それが黒染めして1ヶ月後だとしたら根元の1センチは地毛なので明るくなりますが根元以外の部分は明るくならずに悲惨な状態になります。
黒染めしたあとに明るくしたい場合は、無理にカラー剤だけで明るくしようとはせずに、しっかりと美容師さんと相談して適切な方法でカラーすることをオススメします。
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